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蚕の繭から得られた絹繊維を、お肌や髪に浸透しやすくするために酵素で細かくした「加水分解シルク」はなんと...?

「シルク」と聞くと糸や生地などをイメージする方が多いかもしれません。

よく見かけるシルクの主な用途は服や下着、カーテンなどだからです。

しかし、シルクは「加水分解シルク」として化粧品にも使われています。

普段お使いの化粧品の成分表をチェックしてみましょう。

お肌や髪がしっとり・ツヤツヤなのは、

この加水分解シルクもおかげかもしれません

加水分解シルクとは?

加水分解シルクとは、蚕の繭から得られたフィブロインという絹繊維を、お肌や髪に浸透しやすくするために酵素やアルカリなどで細かくしたものです。

「細かくした」というと塊を粉々にすることだと思われがちですが、加水分解シルクはなんと液状の可溶性タンパク質。このような形にすることで、さまざまな製品に配合しやくなります。

保湿・保護・補修効果に優れているうえ、吸着性や浸透性もあるのでお肌や髪の潤いを長時間閉じ込めておく働きがある点も特徴です。

加水分解シルクがもたらす効果

加水分解シルクには保湿・保護・補修のほかにも、お肌や髪に良い影響を与えてくれる効果があります。

それでは、それぞれの効果について具体的にみていきましょう。

<保湿・ダメージ補修効果>

加水分解シルクにはグリシン、セリン、アラニン、チロシン、アスパラギン酸といった保湿やダメージ補修に効果的なアミノ酸が豊富に含まれているため、お肌や髪をいたわりながら、しっとり保湿します。

化粧水や乳液、クリームなどの基礎化粧品をはじめ、シャンプーやコンディショナー、トリートメントに配合されていることが多いのはこのためです。

<保護効果>

加水分解シルクは薄い被膜をつくる性質があり、バリア機能の落ちたお肌や髪を乾燥や摩擦、紫外線などのダメージから保護する働きがあります。

加水分解シルクのこの被膜形成機能を応用した日焼け止めもあるほどです。

<美白効果>

驚くべきことに、加水分解シルクにはチロシナーゼ(メラニン色素を生成する酵素)の活性を抑制する働きがあります。

そのため、美白(※)化粧品に配合されることも少なくありません。

この場合の美白とは「メラニン色素の生成を抑えて、シミ・ソバカスを防ぐこと」を指します。

軽くて丈夫、なめらかで柔らかい手触り、保温性・通気性も備えているシルクはその高い機能性ゆえ、いつの時代も高級品として大切に扱われてきました。

太古より多くの人々がシルクに魅了されてきたのは、当時はまだわからなかったシルクの潜在能力をどこかで感じていたからかもしれませんね。

 

なお、Hi there.tokyo(ハイゼアトキョウ)は「自分らしさ=個性」とともに健やかな美しさ・彩りも大切にしており、配合する美容成分も厳選しています。

品質の確かなカラーアイテムをお探しの方は、ぜひ当社製品をお試しください。

Citrine gold live in fine(ゴールドベージュ)快晴に生きる

 

Ruby pink lights the heart(ピンク)心を軽く

Emerald green filled with love(グリーン)愛情に満ちて